ソフトボールのグローブ(グラブ)の一種であるファーストミット。ファーストを守る上で欠かせないアイテムですが、その素材やサイズ、デザインなど様々で、最も適したグローブを選ぶ必要があります。 長く使うグローブ、デザインや機能などこだわりたいですよね。ここでは、ソフトボール用のファーストミットの選び方や特徴、おすすめのメーカーを紹介します。

ファーストミットが使用できるポジションとその他のグローブとの違い

ファーストミットはどのポジションでも使用できる訳ではありません。ソフトボールのルール規定には以下の記載があり、しっかりとルールを理解した上でポジションにあったグローブを選びましょう。

(1)グラブは、すべてのプレイヤーが使用してよいが、ミットは捕手と一塁手だけが使用できる。
(2)投手が使用するグラブは、グラブのひもを含め、多色でもよいが、球以外の色でなければならない。
(3)他のプレイヤーは、どのような色のグラブを使用してもよい。

このように、ミットはキャッチャー(捕手)とファースト(一塁手)のみしか使用できないルールになっていて、見た目も大きく異なります。「ミット」は、外側から見ると親指以外の指は仕切られておらず、親指だけが独立した形に見えます。一方その他のグローブは、外側から見ると5本指の形がわかる造りになっており、それぞれ指が分かれています。グローブは誰でも使用できるので、ファーストやキャッチャーがグローブを使用することは問題ありません。

【ソフトボール】ファーストの選ぶポイントを紹介_ファーストミット

ファーストミットの素材

天然本革

本革は使えば使うほど自分の手の形に馴染んでいきます。また、物持ちも良く、長い間使用することができることもおすすめです。少し価格は高いですが長く手に馴染むグローブを利用したい方にはおすすめです。

合成皮革

趣味でキャッチボールをしたり、遊ぶことが目的の場合は合成皮革のファーストミットで十分です。 水に強い特徴があるので雨の日の練習用で利用するのもおすすめです。しかし、本革に比べて劣化が早いのを理解した上で購入しましょう。

ファーストミットのサイズ

サイズはグローブに手を入れた時に自分の手にフィットする物を選びましょう。大きくても小さくても、ボールをキャッチする時に不安定になったり、擦れて違和感を感じてしまうこともあります。 ボールを捕球するミットの外側の部分は、大きいものと小さいものがあります。ソフトボールはボールが大きいため、ファーストミットも大きなものを選ぶことが一般的です。しかし、ミットが大きい分ボールがキャッチしやすくなりますが、捕球時の感覚が鈍るので操作面では不安定になります。反対に小さめのミットだと捕球面が狭くなりますが、操作面では素手に近い感覚になるため安定してキャッチしやすくなります。

ファーストミットはキャッチャーでも使用できる。

野球の場合、ファーストミットはファーストでしか使用されませんが、ソフトボールではキャッチャーでも利用することが一般的です。なので、グローブを購入する際、キャッチャーの方でもファーストミットも候補に入れて検討しましょう。 

【ソフトボール】ファーストの選ぶポイントを紹介_キャッチャー

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