ソフトボールのキャッチャーはピッチャーの投げた球を捕球する重要なポジションです。キャッチャーは守備の中で唯一他の選手と逆の方向を見て守るポジションです。そうすることでフィールド全体を見渡すことができます。キャッチャーは守備をするだけでなく、ピッチャーをリードしたり、状況に応じて守備の指示をするポジションでもあります。
そのことから「扇の要」「第二の監督」とも言われています。この記事では、キャッチャーの守備についてとグローブ(ミット)の選び方について解説していきます。
ソフトボール キャッチャーの守備位置と役割とは?
キャッチャーの守備位置はホームベースの後ろで守り、ピッチャーの投げた球捕球するポジションです。キャッチャーには、配球やリード、盗塁阻止、バント処理、守備への指示などの数多くの役割があります。これらの役割を実行するために多くの能力が必要です。ソフトボール キャッチャーに必要な能力
ソフトボールのキャッチャーには配球やリード、盗塁阻止、バント処理、守備への指示などの能力が求められます。①配球やリード
配球はバッターの事前データや前打席の動きなどの情報を活かし、攻め方を組み立てることです。 例えばストレートに弱いが変化球に強い、内角のコースに強いが外角のコースに弱いバッターがいるとします。このバッターに対して、外角にストレートを投げれば打ちとることができる可能性が高いです。この球をいつどこで要求するか、他はどんなコース、球種が有効か考えることが配球です。 リードは配球と異なり、点差やアウトカウント、ランナーといった試合状況を考慮し、それに加えてピッチャーの能力や性格、その日の調子を把握し配球を組み立てることです。②盗塁阻止、バント処理
キャッチャーの見せ場といえば盗塁を阻止する時です。ランナーの盗塁やバント処理をする際に素速さ、正確さ、肩の強さが求められます。③守備への指示
点差やアウトカウント、打者の能力など試合状況に応じて野手陣に守備位置を指示することが重要です。 例えば、外野手から内野への送球時のカットプレー判断などはキャッチャーにしか出来ないため、瞬時に適確な判断と指示をしなければなりません。キャッチャーのグローブの選び方
キャッチャーは野手の中でボールを捕球する機会が多いため、ボールを包み込んでしっかり掴める捕球面が広いキャッチャー用のミットを使います。野球のファーストミットと同様の形をしたグローブを利用するのがおすすめです。ソフトボールのグローブでは、配色は何色利用してもルール上問題ないので、オーダーでグローブを作る場合、いろいろな配色を組み合わたグローブをオーダーするのもおすすめです。