ソフトボールのファーストは左バッターの時、強烈な打球が飛んできます。それ以外にもバントなど内野安打を狙った打球に対しても素早く処理しなければいけないポジションです。この記事では、ファーストの守備位置や役割、グローブ（グラブ）の選び方について解説していきます。
ソフトボール ファーストの守備位置と役割とは？
ファーストは一塁ベースとホームベースの間で一塁寄の位置を守ります。ファーストはピッチャーとキャッチャー以外のポジションの中で、一番守備機会があるポジションです。ファーストの役割は主に打球処理やバント処理、内野手からのどんな送球もキャッチする捕球技術が必要です。
ソフトボール ファーストに必要な能力
①打球を処理する能力
ファーストは塁線の速い打球や一二塁間の打球を処理する役割があり、左右どちらにも反応できるようにしなければいけません。 塁線上の打球を後ろに抜かれてしまうと長打に繋がってしまいます。しかし、ファーストは一塁ベースに近いため、体を張って打球を止めさえすればほとんどアウトにすることができます。どんな打球も慌てずに最低でも前に落とすことが重要です。
②バント処理
バッターがバントの構えをしたら、ファーストは一塁ベースカバーをセカンドに任せて一気に前進しましょう。ソフトボールでは塁間が短いのでバントや走りながら打つスラップなど内野安打を狙うバッターが多く、常に警戒しながら守備をする必要があります。 バント処理の際に重要なのがサードとピッチャーとの声かけです。しっかりコミュニケーションをとってバント処理をしていきましょう。
③捕球技術
ファーストの主な役割は内野手からの送球をベースを踏みながら捕球することです。ベースを踏みながら捕球することでバッターランナーがアウトになります。ソフトボールは野球よりも塁間が短いので（18.29m）、内野手はボールを捕球してからファーストへ素早く送球する必要があります。そのため、ベースからそれた送球やショートバウンド、ハーフバウンドと様々な送球がきます。どんな送球でも、瞬時に反応し、柔軟に対応してアウトにすることがファーストの主な役割であり、見せ所でもあります。
ソフトボール ファーストのグローブの選び方
ファーストもキャッチャーと同じようにボールを捕球する場面が多く、野手から様々な送球がくるので、送球に合わせた取り方をしなければいけません。少しでも球までの距離を縮めるため、野球のファーストと同じように補球面が広く、先端が長いミットを使用するのがおすすめです。
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